目の疲れを軽減させるのに効果的な目のトレーニングはコレ!
いつでもどこでも手軽にできて、目の疲れを軽減させるのに効果的な目のトレーニングをご紹介します。
外眼筋(眼球移動筋)のトレーニング
まずは目を動かす筋肉のトレーニングをご紹介します。
疲れ目というのは、視点をあまり動かさずに一点を凝視することが原因です。
そのために目を動かすための筋肉が凝り固まってしまって、目の疲れを感じるのということなので、肩こりと同じように凝ってしまった目を動かす筋肉をほぐすことで、疲れ目を軽くするという理論です。
やり方は非常に簡単です。
@まず、目をギュっとつぶります。
Aつぶっていた目をパッと開いた瞬間、目だけで上を見て5秒。
Bまた、目をギュッとつぶります。
Cつぶっていた目をパッと開いた瞬間、目だけで下を見て5秒。
Dまた、目をギュッとつぶります。
Eつぶっていた目をパッと開いた瞬間、目だけで右を見て5秒。
Fまた、目をギュッとつぶります。
Gつぶっていた目をパッと開いた瞬間、目だけで左を見て5秒。
Hまた、目をギュッとつぶります。
Iつぶっていた目をパッと開いた瞬間、寄り目にして5秒。
これを3回ほど繰り返すと驚くほど、目が楽になります。
最初は目が痛くなったような気がしますが、それは筋肉が凝っている証拠ですので、何回かやっているうちに痛くなくなります。
注意点としては、上下左右を見るときに首は固定して、目だけで見るようにしないといけません。
毛様体筋のトレーニング
人がモノを見るときは無意識のうちに、見ているものがハッキリ見えるようにピント(焦点)を合わせています。
その働きがあるのが「水晶体」というものです。
この水晶体の厚さを薄くしたり、厚くしたりすることで、ピントを合わせているのです。
その水晶体の厚さを調節をしている筋肉が毛様体筋です。
近視や遠視、老眼などはこの水晶体の調節機能がうまく働かない状態というのが、現在の眼科学の理論と言われています。
やり方は非常に簡単です。
まずは遠近トレーニングです。
@顔の前に人差し指を持ってきて、5秒じっと見つめます。
Aなるべく遠くの目標物を決めて、5秒じっと見つめます。
これを繰り返すだけです。
考え方は近くのものを見つめたら、遠くのものを見つめることで毛様体筋の動きを鍛えるということです。
近くだけを見つめていることから、近視になるということで「望遠訓練」というものもあります。
これは、遠近トレーニングのAだけをやります。
注意点としては、しっかり見つめるということが大切です。